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2004.10.27

盗作じゃないからね!!

「球界はすでに9回の裏?」というコラムを読んで驚いた。

私の「プロ野球界の深い闇」とあまりにも類似している。日付は同じ26日になっているが、名誉?のために言っておけば、私の原稿は前日に書き上がっていたから、絶対盗作じゃないからね。

参考のために、類似部分を比較してみる。Aが私、Bが朝日新聞編集委員・松葉一清氏のコラムである。


A:明大・一場投手への金銭授受問題で、巨人の渡辺オーナーに続いて、阪神久万、横浜砂原の両オーナーが辞任した。

B:いやはや、出るわ、出るわ。明治大学の一場投手を巡る「栄養代」「車代」問題は、とうとう3人のオーナーのクビが飛ぶ事態になった。

A:例えば、1997年のドラフト会議では、前日までヤクルト逆指名が確実視されていた高橋由伸(慶大)が、当日になって一転、巨人を逆指名した。そこに、多額の金銭が動いたことは容易に推測できる。

B:真偽の度合いはともかく、高橋由伸選手を巡るもっと高額な疑惑も取り沙汰され、今年の球界は近鉄の愚挙に始まり、「疑惑の総合商社の在庫総ざらえ」の様相を呈している。

A:さらに、ここにきて、西武の堤オーナーは、株のインサイダー取引疑惑に関連して辞任が決まっているし、高塚・前ダイエー球団社長はわいせつ容疑で逮捕である。プロ野球界は、いったいどうなっておるのか?

B:旧態依然の親会社企業が集まる球界の体たらくと疑惑まみれは、なにを物語っているのだろう。インサイダー取引、セクシャル・ハラスメント、食品偽装等々。そこそこ多業種にわたる構成なのに、その過半で刑事事件に発展の色濃い疑惑が語られている。

A:こんな連中が、新規参入のライブドアや、楽天の資格を審査すること自体がナンセンスと言わざるを得ない。

B:これだけ汚染されながら、よくぞ雁首揃えて、ライブドアや楽天に査問めかした審査をしているものだと思う。


これって偶然? それとも私の単なる被害妄想なのか。分からん。(健)

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2004.10.26

プロ野球界の深い闇

明大・一場投手への金銭授受問題で、巨人の渡辺オーナーに続いて、阪神久万、横浜砂原の両オーナーが辞任した。

選手への金銭授受疑惑は、相当以前からあった。
例えば、1997年のドラフト会議では、前日までヤクルト逆指名が確実視されていた高橋由伸(慶大)が、当日になって一転、巨人を逆指名した。そこに、多額の金銭が動いたことは容易に推測できる。

98年9月には、阪神・渡辺スカウトが自殺?しているし、同年11月には新垣投手(ダイエー)がらみでオリックスの三輪田スカウトが自殺している。

ちょっと思い出しただけでも、セ4球団、パ2球団、全球団の半数の名が挙がる。要するに、入団前の選手への金銭授受は「球界ぐるみ」ということではないか。

さらに、ここにきて、西武の堤オーナーは、株のインサイダー取引疑惑に関連して辞任が決まっているし、高塚・前ダイエー球団社長はわいせつ容疑で逮捕である。プロ野球界は、いったいどうなっておるのか?

こんな連中が、新規参入のライブドアや、楽天の資格を審査すること自体がナンセンスと言わざるを得ない。(健)

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2004.10.25

くの一死にに行く

山田風太郎「くの一死にに行く」ちくま文庫(山田風太郎忍法帖短編全集4)

山田風太郎を久しぶりに読んだ。
山田の忍法帖が一世を風靡したのは、中学生の頃であった。ちょっとませた同級生たちは、エロ本代わりに読んでいたように思う。

私が忍法帖シリーズを読み始めたのは、それから10年ぐらい後になる。思ったよりエッチっぽくなく、物語の面白さに惹かれて立て続けに読んだ。

山田の忍法は、一見、ハチャメチャに見えても、東京医科大出身だけに、それなりに説得力があり、あまり違和感はない。それよりも、歴史上の実在の人物を織り込んだ物語が抜群に面白い。

このシリーズにも、徳川家康や秀康、松平信綱、田沼意次、大岡越前、服部半蔵、平賀源内など、実在の人物が多数登場し、怪しげな事件に巻き込まれていく。歴史なんて、どうせ勝ち組によるフィクションなわけだから、同じフィクションならこちらの方が数段面白い。ただ、忍者の掟に縛られて、くの一たちがいとも簡単に命を落としていくのが、ちょっと切ない。

忍者といえば伊賀、甲賀だが、折りしも市町村合併の中で、10月1日には甲賀市が誕生し、11月1日には伊賀市が誕生する。(健)

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2004.10.19

宗教支配強まる

月曜の朝日新聞4面に「宗教支配強まる」という記事が掲載された。

記事の内容は、イラクのアフムディヤ地域で、男性にヒゲを強要したり、女性を職場から追放したりするなど、宗教支配が強まってきているというもの。アフムディヤ地域は、橋田信介さん、小川功太郎さん、2人の日本人ジャーナリストが殺害された地域だ。

でも、これって他人事じゃないんだよなあ。わが国も、ここ数年、公明党が与党入りしてから、宗教支配がかなり強まってきている。まず、政権党である自民党にしてからが、創価学会なくしては選挙を戦えなくなっているではないか。

公明党は本来「福祉・平和」を党是としているはずなのに、与党入りしてからは、戦争関連の法案にことごとく賛成している。党是をないがしろにしてでも与党でいたい事情があるのだろう。だけど、こういう政党ってちょっと怖い。支持母体の創価学会は、党是無視になぜ沈黙しているのだろう。これも怖い。

創価学会は現在、世界135カ国で布教活動を行なっているが、1996年、フランスの国民議会は報告書の中で「創価学会はカルトだ」と認定している。

サッカーW杯で、フランス人のトルシエ監督が学会員の中村俊輔を代表からはずしたのは、この報告書を踏まえてのことだと言われている。また、そのことでトルシエは脅迫を受けたという当時の外国の記事もある。

宗教支配強まる。日本のマスコミは、学会員800万人の不買運動や、広告費引き上げが怖くて学会関連のニュースはタブーになっているらしい。これでは宗教支配を助長するだけだ。(健)

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2004.10.13

続・ブログの可能性

前回、「総合雑誌『前夜』発刊に思う」で「いま、なぜ雑誌なのか?」と書いた。

理由は三つある。
・雑誌という媒体に、以前ほどの勢いが無い
・「季刊」では時代のスピードについていけない
・価格が高すぎる

雑誌は発行することが目的ではない。どんなに志が高くても、情報が伝わらなくては発信している意味が無い。「こんなに有益な情報を発信しているのに、読まないほうが悪いのだ」「意識が低すぎる」では、負け犬の遠吠えになってしまう。

それでは、どんな形態が有効なのか。ブログはどうか? 以前紹介した友人のブログの可能性の抜粋を再録しておこう。

「そんな『一人新聞』や『一人雑誌』がテーマに応じてネットワークを組むことで、時にはマス・メディア以上の力を発揮することができるかもしれない。情報流通のスピードに関しては、ネットは十分にテレビに対抗できる同時性を持っていると思う」

「主張のはっきりした『一人新聞』『一人雑誌』がゆるやかにネットワークを組むことで、『客観報道』ではない個性あるジャーナリズムをつくれるかもしれない」

「前夜」発起人たちが、それぞれブログを立ち上げて、ゆるやかなネットワークを組む。雑誌発行と併用してでも、ぜひ検討していただきたいと思う。

参考までに有名人ブログ集というサイトをご紹介しておく。(健)

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2004.10.12

総合雑誌「前夜」発刊に思う

日曜の朝日新聞で「総合雑誌『前夜』を発刊」という小さな記事を見つけた。老舗雑誌が廃刊に追い込まれ、新しい雑誌が創刊される。それが時の流れというものなのだろう。

記事は、以下のような短いものだ。
【哲学者の高橋哲哉さんや作家の徐京植さんらが、「反戦・反差別」を掲げた総合雑誌「前夜」を発刊、9日、東京都内で開かれた創刊記念集会で「戦争前夜と言われる時代の文化的抵抗の拠点にしよう」と訴えた】

ここ数年、「いまはすでに戦後ではなく戦前である」と主張してきたものとしては、共感を覚えないわけではない。しかし、今なぜ雑誌なのか? しかも季刊で一冊1500円。果たして、どれだけの広がりをみせるだろう。

以前にも書いたけれど、衣食の商品と比べて、本はあまりにも高すぎないか。昼食代が300円前後の時代に、平均的な文庫本が500円〜600円。ましてや1500円ともなれば、一週間分の昼食代だ。年収300万円時代に、どれだけの人が小遣いを書籍代に回せるだろう。若者だけでなく中高年だって本が読めなく(買えなく?)なってきている。

もちろん「文化的抵抗の拠点」づくりも大切だが、それ以前に文化的な環境づくりの方が先決のような気がする。(健)

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2004.10.08

「薔薇族」廃刊に寄せて

「薔薇族」廃刊の記事は、2週間ほど前に、asahi.comで読んだ。

「薔薇族」の伊藤文学編集長は、「雑学倶楽部」の大先輩で、二ヵ月に一度ぐらいの割合で、運営委員会でお会いする。先日お会いしたときも、存続は難しいというお話をされていたけれど、その日がこんなに早く訪れるとは、大変残念な気持ちだ。

月刊誌「薔薇族」が創刊されたのは、1971年(昭和46年)7月。当時はまだ学生で、結構インパクトがあったことを覚えている。それから20数年後に、伊藤文学編集長ご本人にお会いすることになるとは夢にも思わなかったけれど・・・

薔薇族のサイトに、編集長あいさつが掲載されている。

「11月号が製本されて配本されるという9月17日(金)の話。12月号を印刷することはできないと、印刷所から引導を渡されてしまいました。前月分までの未払いに加えて、12月号を出せばそれだけ支払いが増えるからです。

『噂の真相』が廃刊するときは、カウントダウンしてやめる号を予告しておいて最終号を出しました。『薔薇族』の場合は、いさぎよいとは言えますが、全読者に廃刊を告げることもできず、桜の花どころではなく、あっという間に消え去ることになってしまいました」

読者に廃刊のあいさつもできずに消えていく無念さが伝わってきて、胸に染みた。(健)

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