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2004.12.24

もはや「戦後」ではない

田家秀樹「読むJ-POP」(朝日文庫)の中で、下記のような、1956年(昭和31年)の経済白書の有名な一節が紹介されていた。

「もはや『戦後』ではない。われわれは異なった事態に直面しようとしている。回復を通じての成長は終わった。今後の成長は近代化によって支えられる」

「もはや『戦後』ではない」という言葉はあまりにも有名だが、その前後の文章はあまり知られていない。私も知らなかった。

その後、我が国は池田隼人首相(1960年7月~)の「所得倍増計画」などもあって、異例の高度経済成長を達成し、世界第2位の経済大国にのし上がった。「豊かな社会」が実現したのである。

今は、どうか。小泉純一郎首相(2001年4月~)の“改革路線”などもあって、国民の大半は「年収300万円」時代に突入した。「豊かな社会」は崩壊したのである。

「もはや『戦後』ではない。われわれは異なった事態に直面しようとしている。平和憲法を通じての成長は終わった。今後の成長は海外派兵によって支えられる」

今の時代は、こんな風に総括できるのかもしれない。(健)

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2004.12.17

我がブログの人気度は?

ブログを運営していると、どうしてもプレッシャーがかかる。

友人・知人にURLを知らせている手前、書き込みが一週間滞ってしまうと、何だか落ち着かない。ま、ホントは自分の趣味でやっているだけだから、別に気にする必要は無いんだけどね。

本日、久しぶりに管理画面をのぞいてみたら、累計アクセス数が一万を超えていて、1日当たりの平均が59.70となっていた。この数字が世間的にどの程度なのかは分からない(だから、気にするなって!)。

こういうことが気になる人にとって、うれしいサービスが、つい最近登場した。「feed meter」が、それだ。

検索ボックスに、自分のブログのURLをコピペするだけで、たちどころに下図のようなフィードメーターが生成され、RSSフィード情報が表示される。

RSS feed meter for http://saya.txt-nifty.com/booknavi/

RSSフィード情報は
 ・人気度 1.2
 ・更新頻度 2.3 (0.25 アイテム/日)
と、なっている。

まあ、だからどうしたと言われればそれまでだが、遊びだから・・・(健)

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2004.12.16

最近買った本

このところ飲んだくれていて、本も読めないし、更新もできていない。
「ブック・ナビ」と称しながら、本の紹介ができていないのは心苦しい。

そこで、次善の策として、まだ読み終わっていないが、最近買った本を、2,3ご紹介しておく。

 ・香山リカ「インターネット・マザー」(河出文庫)
 ・今野 勉「テレビの嘘を見破る」(新潮新書)
 ・田家秀樹「読むJ-POP」(朝日文庫)

今日はサクっと帰って、本を読も~っと。あ、でもサッカーも観なきゃなぁ・・・(健)

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2004.12.08

命をかけて守ろうとしたもの

政界においても、企業社会においても、何か大きな事件が起こると、必ずと言っていいほど関係者が自殺する。

今回の西武鉄道による大株主保有比率の虚偽記載問題でも、西武鉄道の筆頭株主・コクドの総務部次長が自殺した。彼は、この問題に関連して証券取引等監視委員会から任意の事情聴取を受けていたという。

彼が自分の命をかけてまで守ろうとしたものは一体何か? それは、西武鉄道でも、コクドでも、ましてや堤義明でもないだろう。

素人目には、彼は会社を辞め、自分が知っていることを洗いざらいしゃべればいい、と思える。だが、それはできない。それができるぐらいなら、自殺などしないだろう。

彼に自由などない。きっと、彼には自殺するしか選択肢が残されていなかったのだ。

このままいけば、本人だけでなく家族全員がこの世から葬り去られる。彼が自殺すれば、家族の安全は保証される。つまりは、そういう構図だったのではないか。彼が自分の命をかけてまで守ろうとしたものは「家族」だったにちがいない。

もちろん、自殺に見せかけた他殺の可能性だって否定はできない。政界でも、企業社会でも、裏社会と密接なつながりがあり、深みにはまった人間は、その掟から逃れられない。かくして、事件の主役はいつものうのうと生き延び、脇役たちが死んでいく。(健)

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2004.12.01

母の三回忌に寄せて

もうすぐ母の三回忌がくる。

泣いて、泣いて、泣き疲れて眠るまで
という歌があるけれど、
そういうことがホントにあるんだなと
初めて知った。

母は自殺だった。
介護とかで子供には迷惑をかけたくない
というのが母の年来の持論だった。

5年前に未遂があり、
一昨年、ついに彼女の意思は実現した。
85歳だった。
僕は、その第一発見者だった。

食卓にいなり寿司と日本酒が置いてあった。
子供たちが集まったときに
食べたり、飲んだりするだろうという配慮だった。
すごい人だったなと、つくづく思う。

いま、この文を書きながら、涙が止まりません。(健)

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