もはや「戦後」ではない
田家秀樹「読むJ-POP」(朝日文庫)の中で、下記のような、1956年(昭和31年)の経済白書の有名な一節が紹介されていた。
「もはや『戦後』ではない。われわれは異なった事態に直面しようとしている。回復を通じての成長は終わった。今後の成長は近代化によって支えられる」
「もはや『戦後』ではない」という言葉はあまりにも有名だが、その前後の文章はあまり知られていない。私も知らなかった。
その後、我が国は池田隼人首相(1960年7月~)の「所得倍増計画」などもあって、異例の高度経済成長を達成し、世界第2位の経済大国にのし上がった。「豊かな社会」が実現したのである。
今は、どうか。小泉純一郎首相(2001年4月~)の“改革路線”などもあって、国民の大半は「年収300万円」時代に突入した。「豊かな社会」は崩壊したのである。
「もはや『戦後』ではない。われわれは異なった事態に直面しようとしている。平和憲法を通じての成長は終わった。今後の成長は海外派兵によって支えられる」
今の時代は、こんな風に総括できるのかもしれない。(健)
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コメント
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投稿: 健 | 2005.01.05 18:58
「もはや『戦後』ではない。われわれは異なった事態に直面しようとしている。平和憲法を通じての成長は終わった。今後の成長は海外派兵によって支えられる」
言いたいことは分かるけれど、今回のスマトラの大地震、それに伴う津波。日本はどこの国よりも早く海自を派遣して捜索活動、遺体収容に務めさせていると新聞で読みました。これも海外派兵の一つですよね?
海外派兵即戦争、地域紛争ではないと思うのですが。
このblogをお読みの皆様、良いお年を。
後残すは一日ですぞ。やり残しのありませんように。
投稿: 青うさ | 2004.12.30 22:44