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2006.07.19

内田樹ほか「9条どうでしょう」毎日新聞社

友人の書評に触発されて、
「9条どうでしょう」を読んだ。

4人の書き手のうち
内田樹のものが一番ユニークだ。

憲法9条と自衛隊は、
ともにアメリカの世界戦略から生まれたものだから、
アメリカ的には、何の矛盾もなく両立する、という。

しかし、矛盾が無いことを認めることは、
わが国がアメリカの属国だということを認めることになる。

そこで、属国であることを認めたくない日本国民は、
憲法9条を守り自衛隊を解体しようとする「護憲派」と、
自衛隊を強化し憲法9条を削除しようという「改憲派」に分裂したのだ、という。

だけど、
「牛肉を買え」「ハイハイ」
「基地移転費用を肩代わりしろ」「ハイハイ」
という政府の対応を見ていると「属国」そのものではないか。

アメリカから「憲法を改正して軍隊を創設しろ」と言われるまでは、
当分、憲法はこのままでいいんじゃないか・・・

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キラーパスとパスミス

「走らなければサッカーにならない」
正論である。

だけど、正論というのは、
概ね現実的ではないことが多い。

特に、ワールドカップのような
重要な場面で試すようなことではない。

ワールドカップは練習試合ではない。
不透明な理論の実践より、堅実なプレーが要求される。

走れないと分かっているチームメートに、
届かないパスを出すのはいかがなものか。

それは単なるパスミスか、
チームワークを乱す行為でしかない。

中田英寿のキラーパスとやらで、
どれだけ多くのチャンスをつぶしたことか。

その意味では、彼のプレーはプロのレベルには程遠く、
単なる、頭でっかちの青臭いサッカー少年のレベルに過ぎない。

だけど、こういう独りよがりの人って、
一般社会にも結構多いんだよね。

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2006.07.04

句会の顛末

7月2日(日)、運営委員を務める
雑学倶楽部主催の句会が開催された。

講師は「古池に蛙は飛び込んだか」の著者で知られる
俳人・長谷川櫂氏である。

午後2時から東京ドーム裏手の小石川後楽園に集合、
約1時間の吟行を行い、
「文京シビックセンター」に場所を移して、
句会が開かれた。

 梅雨空に 真白きドーム かすみたり
 
 オニユリの 蜜を求めて 黒アゲハ

 梅雨晴れに 草の実つつく めおと鳥

 紫陽花や 池の浅瀬に コイ群れる

 梅雨晴れに 梅の実ひとつ 熟したり

上記の5句を詠み、
うち上から3作品を提出した。

参加者は、長谷川先生のお弟子さん8名を含む48名。
一人3句約140句(1句しか出さない人も)を
参加者全員で合評した後、
先生から、入選・特選が発表された。

それぞれ何句づつだったかうろ覚えだが、
計30~40句が選ばれたと思う。

小生の場合、上記のうち
1作目と2作目の2句が入選したが(自慢、自慢)
誘った友人U氏は特選に選ばれたので、ちょっと悔しい。

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