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2007.05.30

「美しい国」では現職大臣が自殺する

松岡農相の遺書には「安倍総理 日本国 万歳」とある。
なんだか「美しい国」は、
かつての「神国日本」とシンクロしているかのようだ。
ん? ということは安倍総理はかつての天皇と同じ位置にいるのか?

ところで、今回の事件はこんなことになっている。

5月18日
松岡利勝農水相(62)=熊本3区=の地元事務所関係者の損保代理店社長(62)が、
先週末に熊本県阿蘇市の自宅で自殺していたことが22日、分かった。
「ナントカ還元水」など、カネの問題で話題となっている松岡氏の周辺者だけに、さまざまな憶測も飛び交う。いったい何があったのか。
関係者によると、18日午前、社長が首をつっているのを親族が発見した。
社長は1990年の総選挙で松岡陣営の運動員として活動し、
別の運動員に金銭を渡して票の取りまとめを依頼したとして、公職選挙法違反で逮捕。
今年1月には、阿蘇市議選に立候補して小差の次点で落選した。

5月28日
東京都港区赤坂2丁目の議員宿舎で28日、首つり自殺を図った松岡利勝農相(62)は
同日午後2時、搬送先の慶応大病院(新宿区)で死亡が確認された。
検視の結果、窒息死で、警視庁は自殺と断定した。
衆院事務局によると、現職国会議員の自殺は戦後7人目で、現職閣僚は初めてとみられる。
安倍晋三首相は慶応大病院を訪れた後、
記者団に官邸で「大変残念だ。ざんきに堪えない」と述べた。

5月29日
29日午前5時15分ごろ、
横浜市青葉区青葉台1丁目のマンション駐車場で、
男性が頭から血を流し、うつぶせで倒れているのを近くの人が見つけ、
管理人が119番通報した。
神奈川県警の調べでは、男性はこのマンションに住む、
緑資源機構の前身にあたる旧森林開発公団元業務担当理事の山崎進一さん(76)で、飛び降り自殺とみられる。

2週間足らずの間に、現職大臣も含めて関係者が3人も自殺するなんて、
わが国は、なんて「美しい国」なんだろう。

今回の事件に関連して、あまり目立たなかったが、
YOMIURI ONLINEが下記のような記事を掲載している。

【首相コメント「慚愧に堪えず」、「残念だ」の間違いか

安倍首相が松岡農相の自殺について、
「慚愧(ざんき)に堪えない」と述べたことについて、
「『残念だ』という意味で使ったのであれば、間違っている」という指摘が出ている。
「慚愧」は「恥じ入ること」(広辞苑)という意味だからだ。
首相周辺は「最近は反省の意味でも使われており、問題はない」としている。】

たしかに、大辞泉をひもといてみても、
「自分の見苦しさや過ちを反省して、心に深く恥じること」とある。

自国の言葉の意味もよく理解していない人間に、
やれ教育改革だ、やれ憲法改正だなどと言われたくないなあ・・・


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