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2007.08.09

「民意」が読めない!

今回の参院選と先の郵政選挙とでは、結果は正反対になったけれど、
実態は単に小泉支持票が右から左に動いただけだ。

有権者は、“小泉改革”とりわけ「抵抗勢力」一掃を支持して、
自民党に大量得票を与えた。

ところが後継者の安倍は、
いとも簡単に「抵抗勢力」を復党させてしまった。

すでにこの時点で、有権者は安倍に対して不信感を抱きはじめた。
自分たちの意思表示が否定されてしまったと感じたからだ。

今回の選挙結果は、
反自民でも、ましてや民主支持でもなく、反安倍であった。

このあたりの民意を読めないところが、
安倍首相の安倍首相たる所以である。

すんなりと安倍が退陣していれば、
自民党を立て直すことも可能だったが、機を逸してしまった。

ここで民主党が調子に乗って、国民新党と共同で
「郵政民営化見直し法案」などを安易に提出すると、
小泉支持票はあっという間に民主から離反してしまうだろう。

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