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2007.09.03

鮎川信夫・大岡信・北川冬彦「戦後代表詩選」思潮社

学生のころは結構、詩を読んだ。
立原道造から入って、後半は「荒地」グループの詩が多かった。

このアンソロジーは、副題に「 鮎川信夫から飯島耕一」とあるように、
トップバッターは鮎川信夫の「繫船ホテルの朝の歌」。

この詩を読むたびに、
中・高時代からの友人であるY君を思い出す。

20代のころ、突然呼び出されて酒を飲んだ。

いま女と別れてきた。別れ際に
鮎川信夫詩集の「繫船ホテルの朝の歌」のページを破いて
相手に手渡してきたのだという。不良である。

彼はいま定年を機に一年限定で
ニューヨーク独り暮らしを敢行している。

いつまでたっても不良である。
この件ついては、「不良老年のNY独り暮らし 」を参照されたい。

ところで、この詩集の巻末には、
鮎川信夫急逝の直前に行われた著者3人の座談会が掲載されている。

大岡信が「最近の詩人は詩を作るばかりで、
他者の作品を評論する人がいない」と嘆いている。

鮎川信夫亡き後は、
本当に大岡信ぐらいしか見当たらないのは残念だ。

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コメント

いやあ、ごめん、ごめん。
人からも、くだらないことをよく覚えているなと
指摘されることが多い。反省(してないかも)。

投稿: 健 | 2007.09.06 17:15

TBありがとう。でも自分でも忘れていた遠い昔の話が書いてあって冷や汗ものだよ。

投稿: | 2007.09.06 10:04

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