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2007.12.25

文藝別冊「半村良 SF伝奇ロマンそして…」河出書房新社

5月ごろ購入して積ん読になっていた
文藝別冊「半村良」を読んだ。

こういう作家の特集本って結構買っちゃうほうだけど、
これまで「半村良」の特集が出なかったことが不思議なくらい。

未収録の小説や、エッセイが多数収録されているし、
清水義範と夢枕獏の語り下ろし対談が面白い。

ちょっと興ざめだったのは対談の中で、
「山藤章二」が「山藤幸二」になっていたこと。

活字時代ならいざしらず、
こういう似た文字ミスってどうよ。

いまはワープロ入力だから、変換ミスなら分かるけど。
もしかして編集者が「山藤章二」を知らなかったりして・・・

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2007.12.20

沖山秀子の亡霊

ゴールデン街「唯尼庵」のカウンターの中の
一枚の張り紙が目を引いた。

沖山秀子Live。
ポスターではなく、あくまで張り紙って感じ。

ここらの店では古いものから新しいものまで
様々なポスターが張ってあるから、さして気にも留めなかった。

しばらくして、もう一度目を凝らすと
張り紙には2008年2月とある。

びっくりした。というのも、
私の中では沖山秀子は、すでに死亡していたからだ。

映画には詳しいほうではないので、沖山秀子といえば
今村昌平「神々の深き欲望」の主演女優という印象しかない。

だから柳町光男「19歳の地図」や、最近では
「赤目四十八瀧心中未遂」に出ていたなんて知らなかった。

そうか、ジャズを歌ってるのか・・・
なんだか、怖いもの見たさで聴いてみたいような気もする。

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2007.12.19

文庫本の自販機って・・・

まだ実際に見たことはないが、
文庫本の自動販売機があると聞いた。

まあ以前から新聞の自販機はあったし、
その昔、ビニ本の自販機なんかもあったよね。ムフフ・・・

JR東日本管内でキオスクなどを経営する
JR東日本リテールネットという会社がある。

なにやら聞きなれない社名だが、それもそのはずで
今年の6月までは東日本キヨスク株式会社と名乗っていた。

同社のホームページをのぞいてみると、
自販機の種類も半端ではない。

ガム、名刺(ん?)、天然酵母パン、お菓子、傘、
新聞、スピード写真、パンの缶詰、文庫本と多彩だ。

このうち、文庫本の自販機は今春から
池袋、恵比寿、田端、中野、西日暮里の5駅に設置された。

なあんだ、西日暮里や田端は守備範囲ではないか。
早速、今度の休みに見学に行こう。

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「若い荒地」の帰還

蔵書の中でも一番気に入っている本が帰ってきた。
1968年初版の田村隆一「若い荒地」(荒地出版社)がそれだ。

荒地グループ誕生の状況を自伝的に記したもので、
当時の若者たちの熱気が伝わってくるようだ。

この本は一時絶版になっていたので、
おすすめ本としていろいろな人に貸し出した。

最近読み直そうとして探したが
どうしても見つからない。

落ち込んでいたら、「競馬場で会おう!」で紹介した先輩が
思い出して持参してくれたのだ。謝謝

勘ぐれば、もうそれほど会う機会もないだろう、と
思ったのかもしれない。

そう考えると、
うれしいようなさびしいような複雑な気持ちだ。

人生もたそがれてくると、
一冊の本のやり取りで、そんな風に考えてしまう。

ちなみに、この本は今年2月、講談社文芸文庫から復刊した。
だけど、文庫で1470円は高くね?

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2007.12.17

競馬場で会おう!

定年問題で心乱れていたので、新聞社時代の
定年歴5年の先輩にアドバイスを求めた。

待ち合わせ場所は中山競馬場ということになった。そういえば、
寺山修司のコラム集に「競馬場で会おう」というのがあったな。

晴れ渡った空の下に広がる競馬場は、なかなかいいものだ。
久しぶりに、本当に久しぶりに馬券を買った(はずれた)。

先輩は、親切にも年金の最新版パンフまで持参してくれた。
酒を飲みながらいろいろなことを話した。

ほとんどは定年とは無縁の話だったけれど、
それでよかったのだ。

もともと選択肢はそれほど多くない。
もう結論はほぼ決まっていた。

ただ、誰かに背中を押してほしかっただけなのかもしれない。
人間って弱いものだね(自分だけかもしれないけど)。

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2007.12.14

スティーヴン・キング「第四解剖室」新潮文庫 

格別スティーヴン・キングが好きというわけではない。
たまたま題名に惹かれて手に取っただけだ。

本書には、ホラー、サスペンス、ファンタジーと、
幅広いジャンルにわたる作品が納められている。

表題作「第四解剖室」のほか、
「黒いスーツの男」
「愛するものはぜんぶさらいとられる」
「ジャック・ハミルトンの死」
「死の部屋にて」
「エルーリアの修道女」の全6篇。

なかでは、銃撃戦で撃たれ死にそうな仲間を連れて逃げ回る
ギャング3人組の話「ジャック・ハミルトンの死」が秀逸。

集中力が低下しているときには、
こういう短編集はおあつらえ向きだ。

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2007.12.13

5年という歳月

本日は母の命日だ。
あれから5年の歳月が流れた。

いまでこそ平穏な生活を過ごしているが、
5年前は波乱万丈であった。

 2002年 3月 マンション購入
      12月 母死去
 2003年 1月 表参道A社に就職
       3月 離婚      
      10月 神保町B社に転職

大げさに言えば、人の一生を
たった一年半で経験したような気分だった。

だけど、世間的にはともかく、
自分的には納得のいく5年間であったと思う。

そうして来年3月に定年を迎える。
後悔はしていない。

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2007.12.12

「定年うつ病」というのがあるらしい

来年3月、定年を迎える。
その日が近づくにつれて、なんとなく落ち着かなくなる。

とかく、定年前後には精神的に不安定になり、
悪くすると「定年うつ病」になる可能性もあるらしい。

自分では、こういうものとは無縁だと思い込んでいたが、
最近、なんとなく疲れやすいし、集中力が低下している。

一般的に、うつ病になると、こんな症状が現れるという。

 気分が落ち込む。
 自信がなくなる。
 集中力や判断力、思考力が低下する。 
 悲観的で自責的な考え方になる。 
 気力がなくなる。
 会社に行くのがおっくうになる。
 仕事がいやになる。
 楽しいと感じることがなくなり、興味が起きない。 
 イライラする。 
 怒りっぽい。
 今したことをすぐ忘れる。

う~ん、いくつかあてはまるような気がするな。
先週「退職者説明会」を受けてから、特に顕著だ。

まあ、この状態を吹き飛ばすには、
飲んで、飲んで、飲みまくるしかないか・・・

要するに、愚痴を聞いてくれる人がほしいんだよね。
早速、年末のタイトな日程に、新たに2件の飲み会を入れた。

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2007.12.11

たむらまさき・青山真治「酔眼のまち―ゴールデン街 1968年~1998年」朝日新書

本書は映画カメラマン・たむらまさきの語りを、
映画監督で小説家でもある青山真治が聞き書きしたもの。

たむらは岩波映画から、小川プロの「三里塚」シリーズを経て
「修羅雪姫」「竜馬暗殺」「さらば愛しき大地」などを撮るにいたる。

「ゴールデン街ハローワーク」説を唱え、
この時代の映画製作の裏側を生々しく回顧する。

だから、話の縦糸はあくまで映画であり、
ゴールデン街は横糸に過ぎない。

その意味では「酔眼のまち―ゴールデン街」という書名には、
ちょっと首をかしげざるを得ない。

まあ、「ジュテ」のともちゃんや、「黄金時代」の佐々木さんなど
懐かしい名前も登場するので、特に許す。

「黄金時代」にはそれほど通ったわけじゃないけど、
アマゾンに行く前の佐々木さんとマージャンをした記憶がある。

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2007.12.10

たむらやの生姜みそ漬け

新聞社の広告局にいたとき、地方広告主向けの小冊子で、
社長インタビューをしていたことがある。

20数社のうち、印象に残っているのは、
前橋市「たむらや」、山形県川西町「樽平酒造」、甲府市「印傳屋」。

みそ漬け専門店「たむらや」で「まもなく専務が戻ってくる」と言われ
待っていたら社長の奥さんだった、なんてのはご愛嬌か・・・

大根、胡瓜、茄子、生姜など数ある中、おすすめを聞いたら
生姜だと言うので購入して帰った。これが絶品である。

当時、同社の商品は前橋市内でしか手に入らず、
何度か取り寄せたりしていた。

最近、ネットで調べたら新宿高島屋の
地下食品売り場に出店していることが分かった。

思い立って、昨日購入してきましたよ。
うまいです。なんだか元気が出てきました。

後で調べたら、最近では山芋や、こんにゃく、
チーズなどのみそ漬けもあるらしい。また買いに行こう。

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2007.12.04

マグロかま塩焼きの至福

私の住む千駄木は、
いわゆる「谷根千」(谷中・根津・千駄木)の一翼を担っている。

そのせいか、たびたびテレビでも取り上げられる。
たいした店でもないのに大げさに紹介されるのが不愉快だ。

そんな中で、魚屋さんが経営する
魚貝三昧「彬」は、まあまあまともなほう。

この店の目玉は「マグロかま塩焼き」である。
全長20センチ近くある立派なかまで、お値段は2000円也。

先日、根津駅前のスーパー赤札堂の魚コーナーで
冷凍ものだけど、「彬」に負けないくらい立派なかまを発見した。

お値段はなんと98円、迷わず二切れ買った。
一切れはその日の夕食、もう一切れはそのまま冷凍した。

自己流で塩焼きにしたが、なかなかいける。
なんといっても一切れ98円というのが最大の魅力だろう。

もちろん、ものが違うんだろうけれど、
こうなると2000円はぼったくりか?

友人が1年限定でニューヨーク暮らしをしているけど、
N.Yではこういう楽しみは味わえないだろうな・・・

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2007.12.03

続々・同窓会異聞

この土曜日に、高校を卒業して42年目の
「還暦記念学年会」が開かれた。

卒後30周年をやっているから、
学年会としては12年ぶりになる。

出席者はなんと150人を超えた。
中高6年間でお世話になった先生方も7人が出席。

卒業時350人で、連絡先不明が50人超いるので、
出席率は50%以上という驚異的な数字になった。

往復はがきだけの連絡ならこれほどは集まらなかっただろう。
双方向通信が可能なメーリングリストの威力である。

今回の集計で分かったことは、
物故者が26名いて、その率7.4%。

この数字が多いのか少ないのか分からないが、
20代、30代で亡くなっている人も少なくない。

前回、司会を担当して、歓談の時間が取れなかったので、
今回は教訓を生かして複数制をとった。

メインは主席卒業のO君、小生はサブを担当した(自慢か?)。
おかげで、たくさんの旧友と交流できた。

それでも、落ち着いて飲食する暇はなく、
幹事役は犠牲的精神がないとなかなかできないと痛感。

帰り際、8割がた残っている吟醸酒を見つけ、
ザックに入れて持ち帰った。せこい・・・

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