「若い荒地」の帰還
蔵書の中でも一番気に入っている本が帰ってきた。
1968年初版の田村隆一「若い荒地」(荒地出版社)がそれだ。
荒地グループ誕生の状況を自伝的に記したもので、
当時の若者たちの熱気が伝わってくるようだ。
この本は一時絶版になっていたので、
おすすめ本としていろいろな人に貸し出した。
最近読み直そうとして探したが
どうしても見つからない。
落ち込んでいたら、「競馬場で会おう!」で紹介した先輩が
思い出して持参してくれたのだ。謝謝
勘ぐれば、もうそれほど会う機会もないだろう、と
思ったのかもしれない。
そう考えると、
うれしいようなさびしいような複雑な気持ちだ。
人生もたそがれてくると、
一冊の本のやり取りで、そんな風に考えてしまう。
ちなみに、この本は今年2月、講談社文芸文庫から復刊した。
だけど、文庫で1470円は高くね?
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40197/17410605
この記事へのトラックバック一覧です: 「若い荒地」の帰還:

コメント