これが噂の本郷館
昨2日は天候もよく格好のウオーキング日和。
久しぶりに遠出をしようと午後4時過ぎに出かけた。
銀行に立ち寄る都合もあって、団子坂を上り、
本郷通りを左折、東大農学部の角を白山通り方面に右折する。
坂道を下りながら、ふと左側を見ると、
げげっ!木造3階建ての巨大な建物が・・・
ざっと見ただけでもワンフロア10室分の窓が確認できる。
横道にそれて見ると、奥行きは3室分だから全部で90室?
近づくと「本郷館」という表示が。噂には聞いたことがあるが、
実際に見るのは初めてで、ちょっと感動ものだ。
1905年(明治38年)に建設された下宿屋で、
全体はL字型になっていて、部屋数は70室前後という。
こんな大規模な木造建築が現存していることに驚く。
100年もの間、関東大震災や東京大空襲の中を生き抜いてきた。
現在も現役の下宿屋として使用されており、
入り口には「立ち入り禁止、内部見学禁止」の張り紙が・・・
2007年、老朽化のため建て替え計画が公表されたというが、
なんとか現状のままで保存できないものか。
※ケータイを忘れたので写真がありません。
写真を見たい方は、こちらを参照。
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コメント
はじめまして。本郷館の歴史調査等をしている高橋幹夫と申します。
この度、明治村館長らを発起人に「本郷館を考える会」が発足、
保存活用を求める署名が始まりましたので、
ご意見は様々かと思いますが、お知らせいたします。
署名用紙は、ホームページ http://www.hongo-kan.com からダウンロード可、
ご署名は、メールにても受け付けております(締切 5月13日(金))。
何卒よろしくお願いいたします。
投稿: 高橋幹夫 | 2011.05.05 11:31