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2008.10.30

伊坂幸太郎「グラスホッパー」角川文庫

実を言うと、「笑う警官」の前に、
伊坂幸太郎「グラスホッパー」を読んでいる。

以前から、伊坂幸太郎の評価は聞いていたけれど、
恥ずかしながら、読むのは今回が初めて。

自殺屋・鯨、ナイフ使い・蝉、押し屋・槿、
3人の殺し屋と一般人「鈴木」の生き様が交錯する。

一見、荒唐無稽に見えるけれど、
実際にあっても不思議ではない光景が描かれている。

政治家がらみ、やくざがらみ、
現実にこういう殺し屋が実在してもおかしくはない。

作品の中で興味を覚えたのが「劇団」というグループ。
今回は主流ではないけれど、膨らませたら面白いと思った。

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2008.10.29

佐々木譲「笑う警官」ハルキ文庫

最近の日本ミステリー界の傾向は、
警察小説が主流だと言われている。

ひとくちに警察小説といっても、
ハードボイルドから警察組織を描くものまで幅広い。

私的には大沢在昌「新宿鮫」シリーズの印象が強いが、
他に逢坂剛「禿鷹」シリーズ、今野敏「安積班シリーズ」なども。

最近では、スーパーヒーローは登場しないが、
警察組織の闇をじっくり描く力作も少なくない。

佐々木譲、横山秀夫などは、その部類に入るのだろうか。
そんなわけで、佐々木譲「笑う警官」を読んだ。

日曜の夜から読み始めて、ノンストップで
読み終わったのは月曜の午前6時前後であった。

一冊の本を数日かけて読むタイプとしては、
珍しい読書体験であった。

現実にあった北海道警察本部の不祥事を下敷きに、
なかなか骨太の読ませる小説であった。

北海道警察本部長の要職にあった知人は、
この本を読んだだろうかと、ふと思った。

あまりに面白かったので、その日のうちに
ブックオフで続編にあたる「警察庁から来た男」を買った。

これも一日で読み終わった。いいなあ佐々木譲。
しばらくははまるかもしれない。

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2008.10.27

「貨幣それ自体が投機である」

少し旧聞に属することだけど、忘れないうちに書いておこう。
10月17日(金)付の朝日新聞の3面に掲載された記事だ。

テーマは「経済危機の行方」で、解説は岩井克人東大教授。
全文は長いのだけど、興味深い部分を下記に抜粋する。

【 資本主義全体が投機であり、本質的に不安定だと私が考えるのは、実は資本主義を支える貨幣それ自体が純粋な投機と考えるからだ。貨幣の存在は、物々交換の手間をはぶき、経済を大いに効率化した。しかし、貨幣それ自身に、本質的な価値はない。それを何かと交換に他の人が受け取ってくれると予想し、また、その人も他人が受け取ってくれると予想しているから、持っているに過ぎない。
 だから、隠された形ではあるが、貨幣自体が投機なのであって、結局、貨幣の信用は「みんなが貨幣であると思っているから貨幣だ」という自己循環論法で支えられているにすぎない。】

常日頃思っていることをここまで代弁してもらえると、
なんだか胸のつかえが、とれたような気分になる。

そうなんだよなあ。
紙幣って、ホントはただの紙切れにすぎないんだよね。

それなのに、人々はお金をめぐって命のやり取りをしている。
最近の2億円事件なんて典型だよね。むなしい。

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2008.10.26

至福のとき

土曜日の朝、「8時ですよ!」という呼び声で目を覚ました。
なんだ、なんだ朝っぱらから。全員集合じゃないんだから・・・

そうそう、この日は朝からそばを食べに行く約束だった。
前日我が家に泊まった安川氏とM氏の3人で出かける。

前日の飲み会は、約20年ぶりのメンバーも何人かいて
大いに盛り上がった。久しぶりに記憶なしです。

安川氏の写真集は朝日新聞神奈川版のインタビューや、
神奈川新聞の書評など、神奈川方面では注目度が高いらしい。

せっかくだから、ここで書名だけでももう一度紹介しておこう。
安川千秋写真集「倉庫 横浜・横須賀」ワールドフォトプレス。

根津の隠れ蕎麦屋「鷹匠」まで歩いて7、8分。
満席ではないが、板の間のテーブル席はほぼ埋まっている。

まあ時間帯が時間帯だから、一人で来ている人も少なくない。
10分ほど待たされて、とりあえずビール。

冷酒のお通しに出た酒盗がうまいです。
お通しなのに思わずお代わりを頼んでしまった。

おそば絶品です。朝からちょっとぜいたくなひととき。
家に戻って、まっこりを3人で1リットル空けてお開き。

先週は、水曜日も初台で新そばを食べる会があった。
メンバーはウズベク組のM君とIさんの3人。

書いとかないと怒られちゃうからな・・・
やっぱり、うまいそばはうまい。当たり前だけど。

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2008.10.22

鷹匠のそば

今週金曜に飲み会がある。ま、だいたいあるんだけど・・・
趣旨は先日、本を出したカメラマン安川氏のお祝いかな。

メンバー的には28年前に辞めた会社のOB会といった趣。
この会社は中途退社したOB同士の絆が強いのね。

私も8年間しか在籍しなかったれど、
結構お世話になっている。

14年勤務した新聞社は大先輩Sさんの紹介だったし、
今年3月で定年退職した会社は元同僚K氏のの紹介だ。

いろいろ転職したけど、この3社で27年ぐらいにはなる。
まあ年金の受給資格をこの3社でまかなったともいえる。

会のメンバーは約10人。随分久しぶりの人もいるけれど、
大部分は年に1,2回は顔をあわせている。

主賓?の安川氏は葉山から出てくる。
会場が湯島なので、拙宅に泊まることになった。

我が家の近くに朝7時半から営業している蕎麦屋「鷹匠」がある。
ここは安川氏に紹介されたが一人ではなかなか入りにくい。

今回はチャンスなので、
土曜の朝は鷹匠でビール飲みながらそばを食おう。


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2008.10.21

久しぶりに本を買う

古本屋とか図書館とかいうのは、なんだか爺むさいよね。
たしかに、私のように同じ作家を読む人には便利なんだけれど。

いきつけの本屋に行った。宮部みゆきか恩田陸か迷った。
ふと、いつも同じやつばかり読むのはどうかという声が。

宮部みゆきに外れはない、恩田陸に外れはない。l
だけどそれでいいのかという声が聞こえてくる。

よし、いままであんまり読まなかった本を買おう。
井坂幸太郎、佐々木譲、井上夢人の3冊を買った。

井上夢人は岡島二人の時代に結構読んだ。
まあほとんど全作読んでいると思う。

ほかの二人はまだ読んでいないので・・・

 

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路地裏でワンカップ

だんだん元気が出てきて、ウォーキングも復活した。
そうすると変なシーンに出くわしたりする。

午後6時過ぎ、路地裏でワンカップをイッキ飲みする中年男が。
この人はこれから何をしようとしているのか?

ひとつは、自宅の晩酌では、発泡酒1本しか飲ましてもらえない。
だから、あらかじめアルコールを入れておく。

もうひとつは、これから地元の飲み屋に行くんだけど、
そこは高い。とりあえずアルコール度をあげておく。

まあ、それぐらいしか想像できないんだけど、
ほかに何か可能性があるだろうか?

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2008.10.17

おみやげについて

おみやげをお土産と書くのは、
その土地の産物という意味合いがあるんだろう。

いまや海外に行っても、おみやげになるような小物は、
ほとんどがメイド イン チャイナだったりする。

その点、ウズベキスタンはまだ観光ずれしていないせいか、
おみやげは地元の布製品か焼き物ぐらいしかない。

みんなで記念に砂漠の砂をペットボトルに詰めながら、
ガラスの小瓶に砂を詰めたら売れるだろうなと思った。

そんなわけで、おみやげにタイルを数枚買った。
そのうちの一枚に「au」と書かれたものがある。

「au」とはアラーを意味するらしい。
ガイドを通してトイレなどに飾らぬよう注意された。

たしかにトイレにカミは必要だが、
アラーを飾るのは失礼ということなのだろう。


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2008.10.16

ロックアイスは高すぎないか?

ロックアイスと決め付けてしまうと怒られるかもしれない。
「ロックアイス」というのは小久保製氷冷蔵の登録商標だから。

ま、いわゆる水割りなんかに使用するかち割り氷ですね。
うっかりスーパーで買ってしまったら1キロ240円もした。

しまった、99ショップなら104円だったのに。
同じ氷で何が違うんだろ? やっぱり水なのかな。

それにしても倍以上というのは納得できない。
同時に買った水戸小粒納豆が4パック88円ですよ!

氷ごときで240円は許せない。
中央冷凍産業の「スターアイス」ってやつですけどね。

もう2度と買ってやらないぞ。

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2008.10.14

読書は現実逃避?

旅行期間も含めて、ここ3週間ばかりの間に
遅読の私にしては、結構本を読んだ。

本は読んだけれど、他のことは何も出来ていない。
読書というのは、一種の現実逃避なのか?

読んだのは、恩田陸「ロメオとロメオは永遠に」、
宮部みゆき「ぼんくら」など。この2冊は長編だ。

ほかに、東野圭吾「容疑者Xの献身」、
同「浪速少年探偵団」「しのぶセンセにサヨナラ」の3冊。

3人の作品を読んで、やはり
宮部みゆきはうまいなということを再認識した。

恩田陸も嫌いじゃないんだけど、
この作品はちょっと(それなりに面白く読んだけど)。

東野圭吾は文体が私好みではない。
しのぶセンセものは結構面白かったけど・・・

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2008.10.13

99ショップ ウォッチャー

味の素におかゆシリーズというのががある。
常備しておくと、朝食にもなるし何かと便利だ。

市販では148円、
99ショップでは104円だからお特感もある。

先日スーパーをのぞいたら
いつの間にか166円に値上がりしていた。

10%以上の値上げである。
こんなとき99ショップはどう対処するのだろう。

さっそくウォッチングしたら、
見事に棚から商品が消えていた。

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ダブルブッキング

以前にも書いたけれど、第2金曜日というのは、
どうしてもイベントが重なってしまう。

今回は、雑学倶楽部の例会と、しゃれこうべの句会、
定例会で言えば、経堂の会というのもある。

経堂では友人のマグロ丼の店が新装開店したので、
一度顔を出したいとは思うのだが、なかなか機会がない。

雑学倶楽部の運営委員という立場を考えれば、
優先順位はおのずから決まってしまう。

雑学の例会は、詩人で、文芸評論家の郷原宏氏を講師に、
「最近のミステリ-事情」について話を聴いた。

ミステリー界は二重構造になっていて、
ベストセラー作家とベストテン作家が一致しないのだという。

ベストセラー作家は、ここ数年、いわゆる御三家の
西村京太郎、赤川次郎、内田康夫が不動だ。

一方、宝島社の「このミステリーがすごい2008」のベスト3は、
佐々木譲、桜庭一樹、有栖川有栖という具合だ。

話しとしては無難ではあったが、カルチャーセンター風で、
雑学の例会としては物足りない感じもした。

9時終了。表参道から経堂に向かう選択肢もあったが、
帰りを考えて神保町しゃれこうべに顔を出した。

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2008.10.08

甘酒の効用

甘酒が体にいいという話をテレビで見た。旅行前の話だ。
すぐに近くのスーパーに駆け込んだが置いてなかった。

そんなことはすっかり忘れていたが、
昨日、同じスーパーの棚に甘酒を見つけた。

点滴に匹敵する栄養価があり、含まれるペプチドが
血行を促し、血圧の上昇を抑える効果もあるという。

こうじ酸が、シミ、ソバカス、シワ等に効果があり、
頭皮に活力を与える効果もあるという。

健康オタクを自認する私としては、
これをほうっておくおくわけにはいかない。

早速購入した。寝る前に飲んでみたが、
なんだか寝付きもいいような気がする。

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2008.10.07

「レバンテ」の生牡蠣

9月30日、新聞社時代の先輩K氏と新橋で飲んだ。
「旅行から帰ったら連絡をくれ」と言われていたからだ。

「とんでもない会社を紹介して悪かったね」
もう済んだことだと思っていたので恐縮した。

有楽町方面に流れる。駅周辺は大きく変貌している。、
「そういえばこの辺にレバンテという店があったよね」

「だいぶ前、東京国際フォーラムに移転しましたよ」
「よし生牡蠣を食べに行こう。もう季節だろ」

生ビールと、生牡蠣を注文した。
「あいにく生牡蠣は10月1日からとなっております」

残念、一日早かったか・・・

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2008.10.06

卓上ガスコンロのカセット

おなべがいいねって君が言ったから10月6日は「おなべ記念日」
だから、君って誰だって(怒)?? すいません、私です・・・

寒くなると夕飯の献立が楽になるね。
鍋、鍋、鍋。昨日は常夜鍋、本日はタラチリ・・・

もう少し寒くなると、激辛のチゲ鍋、
とにかく、これからの季節は連日鍋ですね。

そういえば、昨夜コンロのカセットが切れていたな。
急いで徒歩1分のコンビニ「ポプラ」に走る。1本250円。

カセットはたしか99ショップにあったな。
急遽、徒歩7分の99ショップに走る。1本104円。

2本買って、まだ42円のおつり。どうだ!
でも、結構ほかのところで無駄遣いしてるんだけどね。

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45年目のジャージー

衣替えとはよく言ったもので、10月に入ると
Tシャツや半そでシャツではちょっと涼しいのね。

衣替えといっても、我が家の場合、
市販の衣装ボックスを重ね置きしているだけだから楽です。

引き出しを引き抜いて、季節のものを
使いやすい位置に入れ替えれば準備完了。

ただ、ここ数年一回も着なかったものは捨てるとか、
多少の調整はするけれど・・・

今回、トレーナーのボックスを整理していたら、
ラグビーの赤いジャージーが出てきた。

中3から高1までの約半年間、
ラグビー部に所属していたことは以前にも書いた。

そのとき購入したジャージーですよ、45年前の・・・
数度にわたる引っ越しにも耐えて生き残っていたんだね。

ちょっと感激。今でも十分着られます。
体形それほど変わっていません(当時大きめを買ったのかも)。

そうかあ、高1のころって結構いろいろあったんだよね。
しんみり・・・

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2008.10.05

安川千秋写真集「倉庫 横浜・横須賀」

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インターネットは確かに便利だけど、しばらく離れていると、
それほどの必需品ではないことに気づいてしまう。

旅行から戻ってしばらくは、メールチェック以外に
ほとんどパソコンを開く気が起きなかった。

新聞は止めておいたけれど、郵便受けには
いくつかの郵便物がたまっていた。

その中に、友人のカメラマンから、写真集を出したので
ブログで紹介して欲しいというハガキがあった。

だから、そんなに影響力があるブログじゃないんだって!
それでも、頼まれた以上放っておくわけにも行かない。

写真集は「倉庫 横浜・横須賀」ワールドフォトプレス。
以前「安川千秋写真展」でも紹介している。

近々、役割を終えて取り壊されてしまう倉庫たちを、
本来の仕事の合間にコツコツと撮りためた作品だ。

テーマが地味なだけに、売るのは大変だろうが、
健闘を祈る。

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2008.10.04

黄色いケルシー

僕たちの子供のころはバナナは貴重品だったし、
モモやパイナップルは缶詰しかなかった。

ウズベキスタンは言ってみれば発展途上国だから、
果物の数も限られている。

スイカ、メロン、ブドウ、リンゴ、
デザートに出てきたのはそんな感じだ。

帰国して件の八百屋をのぞいたら、
岡山産の黄色いケルシーというのが並んでいた。

以前、「ケルシーを食す」で書いたように、
ケルシー自体が珍しい果物だ。

二つで458円。高い。
いつお目にかかれるかわからないので買った。

緑色のケルシーより、甘いです、ジューシーです。
やはり日本の「食」は恵まれているなと思った。

ウズベキスタンいい国です。
食料の自給自足うらやましいなとも思った。

だけど、食事は日本が一番です。


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