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2009.10.15

星新一の予言

「このごろのテレビ番組の、つまらないこと。企画が貧困。出演者は変りばえがしないし、ドラマもマンネリだ。少しは知恵をしぼったら、どうなんだ」

この種の意見を最近よく耳にする。
ただし、この文章は45年以上も前の意見だから驚く。

星新一「ボンボンと悪夢」の中の
「宇宙のネロ」というショートショートの冒頭の文章だ。

「ボンボンと悪夢」は1962年(昭和37年)の作品だから、
正確には47年前ということになる。

日本でテレビ放送が開始されたのは1953年(同28年)。
10年も経たずにテレビのマンネリ化が始まっているわけだ。

最近の書店には「2011年 新聞・テレビ消滅」や、
「テレビは見てはいけない」など、ネガティブなタイトルが並ぶ。

思い起こせばテレビは、アメリカのテレビ映画を流していた
草創期のころが一番面白かった・・・

そんな思いを抱く方には、瀬戸川宗太の
「懐かしのアメリカTV映画史」(集英社新書)がおすすめだ。

ちなみに、星新一の「宇宙のネロ」は、
下記のような文章で締めくくられている。

「人びとはもはや、そのスイッチを入れようとしないばかりか、画面から目をそむける生活に入ったのだから」

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コメント

私は「ローハイド」や「拳銃無宿」などが
印象に残っています。
「ローハイド」からはクリント・イーストウッド、
「拳銃無宿」からはスティーヴ・マックィーンが
ハリウッドに進出。

投稿: 健 | 2009.10.23 03:31

ルーシーショーが好きでしたねえ。あと逃亡者やコンバットも毎回ハラハラ、ドキドキ。渥美清の「泣いてたまるか」のテーマソングは耳に残っているし…。

投稿: 大王烏賊 | 2009.10.17 06:45

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