成り行き任せ
マンションの理事になったことは以前書いた。
7人中、男性が2人だけなのでいきなり副理事長だ。
管理組合の理事は3度目だが、以前のマンションに比べ
活動はあまり活発ではないようだ。
親睦会もないし、会議が終わるとみな三々五々帰っていく。
理事の名簿はもらったが、とくに自己紹介もない。
「都合のいい時に、一度付き合っていただけませんか?」
ある日、管理人のMさんから声をかけられて、飲んだ。
話してみると、同学年であることが分かった。
盛り上がって、2人で紹興酒を2本空けた。
Mさんも、ここにきて2年足らずで、
溶け込みにくい雰囲気に悩んでいたようだ。
その後、3時の休憩時間に何度かお茶を飲むようになった。
個々の案件で相談相手が欲しいように見えた。
「Nさん、管理人をやってみる気はありませんか?」
何度目かの茶飲み話の中で、Mさんが言った。
たしかに、いつまでも遊んでいられる身分ではない。
ただ、選択肢の中に管理人はなかった。
「意外に気楽な稼業ですよ」とMさんは言う。
そうか管理人もいいかしんないな、と思ったりする。
来年の今頃は、もしかしたら管理人をやっているかも。
成り行き次第だけど・・・
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