蚊だって命がけ
エレベーターに乗ったら、蚊が一匹乗り込んできた。
「羽根があるんだから自力で飛べよ」と言いたい。
蚊はもともとそれほど高いところは飛ばない。
そこには獲物がいなかったからだ。
今では10階でも20階でも獲物がいるわけだから、
エレベーターを利用しない手はないと考えているのだろう。
その行動は素早く、退治しようとしても
するりと身をかわすニクイ奴。
だが、ひとたび血を吸うと
動きは緩慢になり、容易に命を落としてしまう。
吸血行為は、かなりリスクが高いのだ。
なぜ、そこまでして彼らは血を吸うのか?
蚊はいつでも吸血鬼と化すわけではない。
ふだんは花の蜜や、果物の汁、樹液などを吸っている。
血を吸うのは交尾後、産卵のためだ。
だから、血を吸うのはメスだけでオスは血を吸わない。
血を吸ってから4,5日で300粒あまりの卵を産み落とす。
卵はボーフラ、サナギを経て、約2週間で成虫になる。
彼らは命を賭けて、種の維持のために
今日も人間どもと闘っているのである。
ところで、オスは何をしておるのか?
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コメント
カマキリのオスは懐妊したメスに食べられちゃうんだよね~~~ 男らしいなぁ…(笑
投稿: oxox | 2010.09.30 23:00
オスって、だいたいそうですよね。
投稿: 健 | 2010.09.30 22:42
家でゴロ寝。
投稿: ちか | 2010.09.30 18:34