2011.08.15

メディアはいったい何がしたいのか?

ニューズウィーク日本版7.20の特集記事『政治をダメにする「第4の権力」』から一部を引用してみる。

【政治を監視し、政策や国家中枢の動向を分かりやすく伝えることが、「第4の権力」であるメディアに求められる役割】

【しかし、この国のメディアはその本来の使命を果たすどころか、政治の混乱を助長している】

【政治家同士の泥仕合に加担し、パフォーマンスをあおり、些細な問題をあげつらってヒステリックなバッシング報道を展開する】

【その結果、首相の首が何度もすげ替えられてきたが、一方で政治の本質的な問題がメディアから伝えられることはほとんどなかった】

参考までに、ここ数年の首相の在籍期間を列挙しておく。

安倍晋三(366日)
福田赳夫(365日)
麻生太郎(358日)
鳩山由紀夫(266日)
菅直人(434日)※2011.8.15現在

【限りなく政治家と一体化し、その構造が崩壊すると一転して一方的なバッシング報道を始めるーー。そんな日本メディアの新たな「武器」が世論調査だ】

【あまり認識されていないが、日本の新聞・テレビによる内閣支持率調査はここ数年で激増している】

【例えば、71年に1回だけだった読売新聞の全国世論調査の数は昨年31回に上った。小泉政権が誕生した01年以降に世論調査が加速度的に増えていることと、小泉以後に短命政権が続いたことはまったくの偶然ではないだろう】

【ただし、現在行われている世論調査は必ずしも科学的とは言い切れない】

【調査の正確性ももちろん問題だが、むしろ深刻なのは政界とメディア、国民を取り巻く「世論調査依存症」とも言うべき状況かもしれない】

バッシング報道の直後に世論調査をする。
当然、内閣支持率は下がる。

こうしたことを繰り返して、最後に「内閣支持率 危険水域に!」などと報じて、首相辞めろコールを煽る。

ただし、メディア側に辞任後の青写真があるわけではない。
世論調査を「おもちゃ」にして面白がっているだけだ。

そうして最後には、したり顔で次のように書くのだ。
「こんなにころころ首相が代わっては対外的に信用されない」

こういうのを、世間では「マッチポンプ」というのだ。

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2011.08.02

情報操作は「やらせ」だけじゃない

A: 今回の事故は、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」 で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」に該当する。チェルノブイリと並んだとはいえ、4月現在で、福島第一原発から放出された放射性物質は、チェルノブイリの1割程度に過ぎない。

B: 今回の事故は、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」 で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」に該当する。チェルノブイリには及ばないものの、4月現在で、福島第一原発から放出された放射性物質は、広島原爆80発分に相当する。

チェルノブイリから出た放射性物質は、セシウム137換算で広島原爆の800発分に相当するので、その1割なら80発分という計算になる。要するに「チェルノブイリの1割程度=広島原爆80発分」ということだから、AとBは同じことを言っているのだ。

それにもかかわらず、AとBとでは印象は大きく異なる。
Aは「なんだ、それほどでもないじゃないか」という印象を与えるし、Bは「大変な大惨事が起きたな」という印象を与える。

肉や魚や野菜を安心して食べられなくなりつつある今、どちらの表現が適切かは明らかだろう。

3.11以降、ほとんどの新聞・テレビはAのような表現で事故を矮小化している。東電マネーに汚染されているからだ。(朝日新聞系列は、途中から舵を切ったが)

そうして、時が立つにつれて、事故そのものの報道は少なくなり、「節電」にシフトしていく。原発の必要性を強調したいからだ。

このように「やらせ」だけでなく、情報操作は日常的に行われているのだ。

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情報操作は「やらせ」だけじゃない

A: 今回の事故は、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」 で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」に該当する。チェルノブイリと並んだとはいえ、4月現在で、福島第一原発から放出された放射性物質は、チェルノブイリの1割程度に過ぎない。

B: 今回の事故は、原発事故の深刻度を示す「国際評価尺度(INES)」 で最も深刻な、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に並ぶ「レベル7」に該当する。チェルノブイリには及ばないものの、4月現在で、福島第一原発から放出された放射性物質は、広島原爆80発分に相当する。

チェルノブイリから出た放射性物質は、セシウム137換算で広島原爆の800発分に相当するので、その1割なら80発分という計算になる。要するに「チェルノブイリの1割程度=広島原爆80発分」ということだから、AとBは同じことを言っているのだ。

それにもかかわらず、AとBとでは印象は大きく異なる。
Aは「なんだ、それほどでもないじゃないか」という印象を与えるし、Bは「大変な大惨事が起きたな」という印象を与える。

肉や魚や野菜を安心して食べられなくなりつつある今、どちらの表現が適切かは明らかだろう。

3.11以降、ほとんどの新聞・テレビはAのような表現で事故を矮小化している。東電マネーに汚染されているからだ。(朝日新聞系列は、途中から舵を切ったが)

そうして、時が立つにつれて、事故そのものの報道は少なくなり、「節電」にシフトしていく。原発の必要性を強調したいからだ。

このように「やらせ」だけでなく、情報操作は日常的に行われているのだ。

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2011.07.20

マスコミ原発報道の舞台裏ーー「原発の深い闇」(別冊宝島)より

【事故前の2009年度、東電の広告宣伝費は約245億円、販売促進費約240億円。さらに中部電力などの各電力会社、その連合体である電気事業連合会などを含めると年間2000億円にものぼる巨大な電力マネーがメディアに流れているのだ】

【問題は、こうした広告費が、各テレビ局のメイン報道・情報番組に投下されていることだ。各局の報道番組が電力会社の広告で成り立っている以上、過去の放射能漏れ事故や不祥事などを追及できるはずがない。さらに問題なのは、こうした電力マネーの注入は、原発事故後も続いているということだ】

【電力会社とマスコミの関係は広告だけにとどまらない。それが記者個人をターゲットにした接待だ】

【東電の接待は「究極の広報」と言われている。普段からの付き合いで、なあなあの関係にもっていく。会食、ゴルフ、高級クラブと徐々にランクを上げていく。気がつくと東電や電事連のツケで遊ぶことが当然のようになっているのだ。これを“電事連トラップにハマッた”と揶揄する記者は多い。それこそが電力会社にとって最大の戦果なのだ】

【何十年も接待漬けになれば、どんな結果になるか明らかだろう。しかも東電と太いパイプを持てば、上層部の覚えもめでたく出世もでき、また紙面に対する影響力も高まる。お互いが長年の既得権益を共有することになるのだ。さらに“ご褒美”として原子力学会誌での執筆や関連組織への就職まで世話して貰える】

【「経済産業省の電気事業分科会や原子力安全・保安部会、総合資源エネルギー調査会、電力会社の会費によって運営されている海外電力調査会、電力中央研究所がそれで、マスコミ関係者が電力会社の斡旋で委員などに就任しています。いわばマスコミにとっての天下りですね」(大手紙経済部記者)】

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2011.06.15

13日夜の福島原発4号機のライブ映像

ツイッターで知ったんだけど、
13日夜、福島原発4号機で明らかに異変が起きているね。

だけど、新聞もテレビも何も報道していない。
せいぜい静岡茶がなんたらかんたら。

静岡茶なんか当面どうでもいい。
今、どれだけ危険なことが起こっているのか報道しろよ!

http://p.tl/4LIy

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2011.05.31

記者クラブの実態

記者クラブについては、いま、ツイッターとかで、
上杉隆とか岩上安身とかが頑張っているけど・・・

もうひとつ広がらないのは、
実態を知っている人が少ないからなんだよね。

簡単に言えば、記者クラブというのは癒着です。
メディアが官僚にもてあそばれているということ。

私はマスメディアではないけど、
専門紙記者クラブに所属していたことがある。

私は、建設省(当時)、国土省(当時)、国税庁にいたけど、
結局、役所の広報以上にはなれないのね・・・

例えば、国税記者クラブの親睦旅行の幹事は
国税庁広報課の課長補佐が仕切るのね。

国税庁から予約が入ったら、どんな旅館でも安くするよね。
それを、記者連中は当然のように甘受するわけさ。

一事が万事、そうゆう流れで、
お世話になっちゃうから悪いことは書けない。

記者クラブを信じてはいけない。
マスメディアを信じてはいけない。

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2011.05.12

ニュースを見に行く

ネット、特にツイッターでのやりとりを見ていると、
既存のメディアとの情報量の落差に愕然とする。

既存のメディアは発表ものが主流だから、
政府や企業に不都合な情報は流れにくい。

ニュースは与えられるものではなく、
こちらから見に行かなければ・・・

そこで、ここ2カ月に接した東日本大震災に関する
基本情報をいくつかご紹介しておく。

・東日本大震災 航空写真before and after
http://p.tl/81yD

・福島第一原発の現状(写真)①
http://p.tl/1iQO

・福島第一原発の現状(図解)②
http://p.tl/6yOM

・原子力の専門家が原発に反対するわけ(京都大学原子炉実験所助教 小出裕章)
http://p.tl/nTKD

・空焚き1号機は溶融した核燃料が圧力容器の外に
http://p.tl/BEa5

・反原発デモ 4.11 高円寺
http://p.tl/o7Mq

・反原発デモ 5.7 渋谷
http://p.tl/-e8n

・おまけ
斉藤和義「ずっとウソだった」 
http://p.tl/JuLC

RCサクセション「サマータイムブルース〜LOVE ME TENDER」
http://p.tl/1asS

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2011.03.27

Before and After the Quake and Tsunami

日本のメディアでは、災害の全体像が見えてこない。
その点、ニューヨーク・タイムズはすごい。

地震前後の状況を衛星写真で比較することができる。
生半可なコメントが出来ないほどの衝撃だ。

http://p.tl/aMuX

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2011.03.19

一枚の写真

昨夜、行きつけの店で、朝日新聞14日付朝刊一面に
掲載された写真が話題になった。

あえてコメントはしない。
http://p.tl/4weQ

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2011.01.12

くらこん「塩こんぶ」CMの残念

中年男性が、容器にキュウリと塩こんぶを投入、
10秒振ると、なんと浅漬けの出来上がり。

こんなテレビCMがやたら流れている。
こういうのって、独り者は飛びつくよね。

早速、近くのスーパーに行って、
キュウリを買い、塩こんぶを探す。

棚には残念ながら、くらこん製品は見当たらない。
仕方なくフジッコの「ふじっ子」を購入。

これって、くらこんのテレビCMは、
ライバル会社フジッコに塩を送っていることにならないか?

テレビCMを流すのなら、並行して
販路を拡大せにゃぁいけんね。

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