そ
そこでゆっくりと死んでいきたい気持ちをそそる場所/葬祭の日本史
2008年11月 8日 (土)
2008年11月 7日 (金)
「葬祭の日本史」 高橋繁行
高橋繁行著
講談社(252p)2004.06.20
756円
この本を手にしていたら、家人から「縁起でもない」としかめっ面をされた。葬祭とか葬儀と聞くと忌諱したくなる気分はあるものの、何か不思議な興味も否定できない。死にまつわる儀礼の登場者は死んだ本人は別として、親族や知人、宗教家、葬祭業といった人たちだ。特に、葬祭業 に対して、「死体を相手に不当な利益を貪る仕事」とのイメージが過去強かったが、「彼らは毎日のように待ったなしで死者に接しているから、否が応でも死に ついて普遍的な思いを抱かざるを得ない。・・・宗教家以上に宗教的な存在なのではないだろうか。・・」こうした視点で葬祭・葬儀に関する歴史と「死のプロ セス」ともいうべき本人・残された家族の精神的清算の考え方をまとめた一冊である。


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