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四大帝王を直撃!偏愛ワイン録/吉行淳之介エッセイ・コレクション/予想屋/世渡りのお値段

2008年11月11日 (火)

「四大帝王を直撃!偏愛ワイン録」 葉山考太郎

Yondai 葉山考太郎著
講談社(285p)2006.05.26

1,890円

246と環七の交差点をちょっと入った駒沢の住宅地に小粋なワイン・ショップがある。そこに置かれていた本。ワ イン好きが「経験」を綴った個人のワイン史。「偏愛」という書名をつけた所以もそこにあるのだろう。業界人でないが故の「素人の素直な疑問」が提起されて いる。評者は酒を得手としていないのでワインの薀蓄に長けているわけではないが、次のような挑戦的なキャッチ・コピーにつられて本を手にした。「・・・ワインの勢力図を読み解くうえで取り上げたキーワードは、『1976年のパリ試飲会事件』『ワインの国際化』『ワインのフランス化』『ロバート・ パーカーの登場』『黒ワイン』『フライング・ワイン・メーカー』『テロワール』『ビオディナミ』である。これを読めば、旧世界ワインと新世界ワインの対 決、ワイン批評の民主化など、この30年間に起きた激動のワイン史、ワイン界の流れが、『30分』でわかるようになっている。・・・」

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2008年11月 8日 (土)

「吉行淳之介エッセイ・コレクション」吉行淳之介

Yosiyuki 吉行淳之介
ちくま文庫(322~328p)2004.02.10~

各819円

ちくま文庫のエッセイ・シリーズが憎い。殿山泰司の「三文役者」シリーズ(7巻)に始まって、田中小実昌エッセ イ・コレクション(6巻)、色川武大・阿佐田哲也エッセイズ(3巻)とつづき、今度は吉行淳之介(4巻)ときた。これを書いている5月1日現在、全4巻の うち「紳士」「男と女」「作家」の3冊が出ている。いずれも、私がかつてハマッたことのある書き手たち。書店でぱらぱらページをめくっていると、懐かしいタイトルがあり、もちろん読んでいないものもあ り、だからついつい買ってしまう。殿山泰司を除いて新しく編集しなおされているから、いままで気がつかなかった発見もある。

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2008年11月 4日 (火)

「予想屋」大泉実成、田中良成

Yosouya 大泉実成、田中良成著
太田出版(262p)1998.02.25 
1,890円

取材者の力量が問われる各専門領域
本邦初の総合博打雑誌『ギャンブル大帝』の連載「俺のバクチ道 平成NIPPON予想屋列伝」をまとめたもので、単発あるいは個別種ごとには時折企画されたこともあったが、並べての公営ギャンブルの場内予想屋を総ざらえは始めての快挙。

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「世渡りのお値段」 秘情報取材班

Yowa 秘情報取材班編著 
青春出版社(254p)1997.09.01 
476 円

コンビニでおなじみ、文庫スタイルの青春出版のお手軽アンソロジー本。最近では書き下ろしものも登場し、隠れたベストセラーとなっているが、すぐ売り切れ てしまうのと、コンビニの差別化戦略で置いていない所が増えたのには困る。本書は「夜逃げ料金20万円」といった知られざる世間相場を網羅して紹介してお り、他のいわゆる値段本よりユニークな内容となっている。

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